サイエンスとテクノロジー
MSC/ヒト脂肪細胞順化培養液エキス

高純度MSC培養液を使用した初めての化粧品。 ※Mesenchymal stem cell(MSC=間葉系幹細胞)
若く活性が高い細胞のみを最新の技術で高純度MSC として選び抜きました。

自社開発の無血清培地を用いて、幹細胞の高効的な培養法、安全性、有効性、作用機序を明らかにする研究を行っています。弊社の培地は、血清由来の抽出物となる原材料を排除し、動物由来成分不含、培養系の無血清化を実現しています。
●リプロセルは、一流の製薬企業・化粧品メーカー・研究機関へ研究用の細胞・試薬を販売するとともに、培養技術の習得支援を行なっています。

MSCの流れ
DDS/ドラッグデリバリーシステム

DDS(ドラッグデリバリーシステム)とは、最先端の医療技術を駆使し、各成分を目的の部位に届け、徐放(放出)する事により長期間にわたって効率よく作用させる技術です。

医療分野におけるDDS

ヒトの身体は60〜70%が水分でできています。そのため、薬を水溶液の状態で投与しても濃度が薄まるだけであまり効果がありません。 そこでこの問題を解決するために、体内で薬の濃度を保ちながら、作用させる部位にしっかりとデリバリー(配達)できる技術の開発が必要でした。これが最先端のドラッグ(薬を)デリバリー(配達する)システム(仕組)、すなわち「DDS」の技術です。
DDSには3つの目的があります。以下3つの機能が相互的に働き、細胞の自然治癒力を高める手助けをして病気を治していきます。


1番目は「徐放」

薬をその必要部位、局所で長期間にわたって留め、徐々に放出(徐放)することにより効率よく作用させることです。

2番目は「安定化」

薬の構造を損なうことなく作用を安定させること。

3番目は「ターゲティング」

目的の場所=ターゲットにちゃんとドラッグを届けること。

NS/ナノソーム

京都大学再生医療研究所が発明・特許化した「DDS」の基礎テクノロジーを利用し、ナノソーム化することにより化粧品へ応用開発を行い製品化に成功しました。

新しいカプセル化技術「ナノソーム」により、FGF(線維芽細胞増殖因子)やEGF(表皮細胞増殖因子)といった不安定な成分も安定させ、近年、一般化しつつあるカプセル化技術「リポソーム」よりも高い浸透力を実現させました。肌なじみが良く、浸透力も高いため素早く浸透し、角質層にとどまります。また、長い時間栄養を必要とする目的地に有効成分を放出し続け、さらに絶えまなく確実な効果を発揮し続けます。当社では、この「ナノソーム」をいち早く採用し、加工ノウハウを蓄積しています。


カプセル化の主なメリット

▶浸透効率の向上

表皮(角質層)に対する浸透力が強く、有効成分を表皮の下部にまで届けることが可能。

▶皮膚への刺激性低下

ハイドロキノン等の皮膚刺激性のある有効成分がカプセル化されることで、その刺激性が激減。

▶有効成分の安定化向上

皮膚上及び生体内で有効成分が分解するのを防ぎ、さらに理想的な濃度で長時間保持され、 効果を長時間持続させることが可能。

ナノソーム
FD/フリーズドライ

今までにない新発想。凍結真空乾燥法(フリーズドライ製法)で「防腐剤完全無添加」を実現。まさに、作りたてを安心してお使いいただけます。

凍結真空乾燥法(フリーズドライ法)は、約50年程前に主に食品を保存する技術として開発されました。この技術は、凍結した食品に対して減圧し、真空状態にして熱を伝えることで食品中の水分を昇華させる乾燥技術です。 凍結真空乾燥した食品は、原形がそのまま保持され、色や味などの変化が起こりにくいという特徴があります。さらに、氷の結晶部分が微細な空洞として残るので、水分を加えると、この微細な空洞に水分が浸み込み、水に戻した場合の復元性・再現性が良いなどの多くのメリットがあります。


「防腐剤完全無添加」を実現。


美容液の場合、食品とは異なり複数の成分を配合しているため、最も効率よく凍結させる温度帯や時間を見つけ出すのが難しいこともあって化粧品への応用は進んでいませんでした。しかしながら、当社では独自の熟練した技術と経験を生かし、化粧品のフリーズドライ加工を実現しました。


この独自のフリーズドライ法により、無添加ではなく、「防腐剤完全無添加」を実現。 大切なお肌に直接触れるものだからこそ、熟練したスタッフのオペレーションにより、その多くの過程を手作業でおこなっています。さらに、フリーズドライ専用のクリーンルームにおいて厳重な管理のもと、細心の注意を払って製造しています。

フリーズドライ
CIC/シクロデキストリン

シクロデキストリン包接により、多様な成分を様々な角度から安定化をはかります。

シクロデキストリン(cyclodextrin)は、「シクロ(cyclo=環状)」と「デキストリン(dextrin=オリゴ糖)」の合成語で、デンプン類に微生物酵素を作用させて得られる環状をした非還元性のオリゴ糖です。このシクロデキストリンは、グルコースの分子がリング状につながった構造になっており、リングの空洞内部にゲスト(香料や油溶性の成分などの物質)を取り込む包接という能力を有する特徴があるため、分子レベルのカプセルとしての働きを持っています。環の外部は親水性で、内部は疎水性であるという特異的な構造をとっているため、様々な分子を内外に吸着させることができるのです。化粧品では、水溶性、揮発性、光分解性が不安定な原料を、安定した状態で配合するためや香料の保香性を高める目的で使われています。


化粧品への応用


当社ではこの働きを応用して、美容液の酸化などによる品質劣化の防止、有効成分の分散・難溶性物質の可溶化、香料の持続時間の延長、光や熱などから保護、余分な皮脂や汗の吸収など、様々な角度から配合成分の安定化を可能にしました。

シクロデキストリン

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